清涼感の後で

日本で清涼飲料が発売されたのは、明治11年のラムネだそうだ。昭和20年代までラムネとサイダーだけだった。

昭和30年代から各種製品が売られ、ほぼ10年毎に容器が大きくなり、昭和57年頃からペットボトルが出回りだした。最近は各種お茶も多い。

お茶類はビタミンCを含有しているのに、表示を見るとビタミンCを添加してある。合成かもしれない。天然でも合成でも過多になれば排出しきれない分は体内で固まり結石症の原因になる。

甘い味のするものはどうかと言えば、1.5Lボトルで平均90gから100gの砂糖を含む。スポーツドリンクも同じ。そして、冷えていると人間の舌は甘さを強く感じない。

砂糖消化の過程で、大脳の栄養素のビタミンB1、B2が消費され、筋肉疲労物質の乳酸が生み出されると同時に体が酸性化する。その中和のためカルシウムが消費される。

骨が弱くなるだけでなく、カルシウムは脳の興奮を抑制する働きをするので、抑制がきかない「きれる」状態を生み出す。砂糖はエネルギー源であるが、過多はいけない。

果物の甘さも砂糖と同じである。過多は同様のことが起きる。大脳の栄養素とカルシウムを失えば、学力も低下し、やる気もなく、興奮しやすい人間が増加するに決まっている。清涼飲料も元は水である。渇きには水が基本です。ほどほどに。

まあ富士山の麓に生まれ育った山人の独り言ですけど。

山人 T.Y.

このコラムは2004年から、ふじのみやふぁいるずで掲載されたコラムを再掲したものです。時代とともに背景も変わってきていますので、その点を考慮の上、読んで頂けましたら幸いです。

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